農業評論家

城です。

昨日報告した、那須塩原の柴ちゃんちの続きです。

脱サラして農業をすることになった隊長の友人柴ちゃんは(脱サラする前は、隊長の会社の親会社に勤務していた)、

母方の実家がある塩原で、 農地を借り、EM菌という有用微生物群を利用した野菜づくりを目指しています。

化学肥料・農薬を一切使わず、主にトマトを栽培する計画で、今年3年目です。

実家が理容室だった柴ちゃんには、農業の経験は全くありません。

一口に無農薬農業、有機農業といっても、大変難しく、

農家の見習いをして教わったり、農業大学校に通ったり、講演を聞いたりして勉強する姿、夢を目指して頑張る姿には、頭が下がります。(十二運:沐浴の人)

私たちも、たき火と温泉以外の時間は、いつもは孤軍奮闘中の柴ちゃんを手伝いました。

本当にちょっとやっただけですが、農業って、体を使うのはもちろんだけど、

頭も使い、天気を読み、体験を生かし、チームワークも大事で、一大事業なんだ、ということがわかりました。

体を駆使し力を必要とし、化学や自然科学、建築などあらゆる分野に明るくないと…

 

 

キャベツの苗を植えるのにまず長さを測ります

苗の数が余らないように、長さ÷苗の数…。

暗算ができないから、携帯電話の電卓で計算。

40センチ間隔に穴をあければ2列でぴったり、のはず…なんだけど。

苗の数だけ、黒いシートに穴をあけます。

シートのあるところは、草が生えない。

 

 

こちらは、ビニールハウス建設中。

トンテンカンテン、ただ組み立てるだけじゃない。

天窓と、左右に開閉できる窓を設置するため、

入念な設計と、正確な施工が必要。

右が隊長、左が柴ちゃん。

このハウスは、去年立てたもの。

くるくるレバーを回すと、横とか上のビニールが巻かれて、

窓が開きます。

業者に頼まなくても、できるなんて、すごいなぁ。

これは、おままごとじゃありません。

刈りとった雑草と、水、EM菌、セラミックス、糠、鶏糞を混ぜ合わせているところ。

10日ほどたつと、草が分解されて、有機液肥が出来上がり~。

作るの楽しかった。