深い~話

城です。

先日の京都旅行で、曼殊院(まんしゅいん)というお寺を見学した時、

お土産コーナーで売っていた絵説法のカレンダーの言葉に、なんか妙に感心し、買ってしまいました。

 

そのカレンダーの墨の優しい字と絵が心に届いたのです。

 

それで、作者の 荒 良寛さんをもっと知りたくなり、

ネットで調べて、本を何冊も出していることを知って、

アマゾンで買ってしまいました。

 天台宗の大僧正で、今はハワイのお寺にいらっしゃるとか。

お経にでてくる文章を、誰にでもわかるように絵説法にして、私たちに説いているのです。

いくつかご紹介してみると…、 

「清らかでも包容力がある

 優しくても決断力がある

 明察力があっても

 人の傷を探らない」

   そんな人になりたい、私。

 

「この身の 船頭は心

 心しだいで

 右にも行き 左にも行く

 善にも向かい 悪にも走る

 泣くも 笑うも この心次第」

 

「ながく 伏した  鳥は

 高く 飛ぶ

 早く咲いた 花は

 早く散る」

  私という鳥も、今はまだ伏しているだけ…

  そのうち、すっごく高く飛ぶ見込み…

「悪いたねをまけば 悪い実が なる

 良い種をまけば 良い実が なる

 かくしていても

 時がくれば あらわれる」

深いなぁ~

蒔く種は、良い種だけにしないとね、自分か身内に還ってくると大変だから。

なんて単純に考える私は、まだまだ浅い…です。