城です。
毎年参拝している西新井大師に、今年はまだ行ってなかったので、3月になってしまいましたが、本日やっと 隊長と行ってきました。
何十年も、父の代から続けていることだから、参拝しないと どこか落ち着かないというか気持ち悪いのです。
護摩の申込書を記入して、境内に入り 靴を脱いで畳の上に座り、護摩を焚く間、一緒に見ているのですが、
他にも沢山の人たちが座っています。
目の前に座っていた若い家族の 幼稚園くらいの三つ編みの女の子が 可愛らしく。
三つ編みの後ろ姿でお父さんやお母さんにくっついて、おとなしく座っているしぐさを見ていたら、
自分の娘がそのくらいの時に、ここに来て、同じように3人で座っていたことを思い出しました。
あぁ、あの後ろ姿 うちの娘のお下げの後ろ姿と似ているなぁ……、
つい最近のことのような気がするけど、
ふと我に返れば その娘ももうすっかり大人……。
その下のわんぱく坊主も、今じゃ北海道で一人暮らしなわけで…。
あれから何十年も経ってしまったのか~。
人生なんて、あっと言う間!!(。>0<。)ビェェン
さて、参拝を済ませると、いつもの手焼きせんべい 浅香屋さんへ。(ここの固焼きが美味しい)
戦後間もなく建てられた、昔風の造りのお店は、西新井大師の立派なお店が並んでいる参道で、ある意味目立つ存在。
だいぶ前の話しですが、このお店で元気に店番していたおばあさんが、ある年の正月にいったら、店先の棚の写真立ての中に。
あぁ、あのおばあさん、亡くなられたんだなぁ。
去年買いに行ったときには、もう一つ写真立てが増えている。こんどは、お煎餅をやいていたおじいさんが…。
そうよねぇ、何十年も前から通っているのだから、そういうことがあるのですよねぇ。
ところで、下世話な話しになりますが、護摩のお札の申込書から、3,000円が消えていました。
今年から5,000円~、になっていました。
これが あべのみくす?
高くなったからといって、お札を節約するわけにいかないので、
参道でお土産を買う金額が減って、不景気になってしまった…、とお店の方が嘆いていましたよ。
しかし何十年もの間、毎年こうやって参拝にこられ、おみやげを買えるのだから、
参道のお店もずーっとここで商売をして暮らしているのだから、
これは確かに西新井大師様のご加護でしょう。