城です。
今日は日も良く、友人のお見舞いに出かけようと思い、水元にある花屋さん『大川園』に行ってきました。
元気が出そうな色合いで、お花のアレンジを頼んで、ふとレジの側にあるゲージを見ると、
可愛らしいおチビちゃんが静かに寝ているのです。
「この子、どうしたのですか?」
「隣の材木屋の軒先で生まれた野良猫の子供なの。」
なんでも、野良のお母さんが5匹の子を産んで、ある程度大きくなるまでお乳を飲ませていたのだけど、
そのうち2匹の子猫とともにどこかに移動してしまったそうです。
残された3匹のうちの2匹はすぐに死んでしまったけど、1匹生き残ったこの子猫、大川園で飼うことにしたそうです。
母猫は、5匹中2匹以外は育たないと判断して置いて行ったのでしょうか?
我が家で引き取ったニャンズたちも、倉庫から保護した時は、体格にそれは差がありましたから(ユイだけが丸々としてましたっけ)。
沢山お乳を飲めた強い子だけが、生存競争激しい野良として、生きていけるということなのでしょう。
よ~く覗いて見ると、瘦せっぽちの子猫ですが、
フードを食べさせてもらっているので、お腹ぷっくりふくらまして、ゲージから指を差し出すと、人に慣れていて甘噛みしたりしてじゃれてきます。
遊びたくてしょうがないそうです。
兄弟がいないから、遊び相手がいないせいですかね。
名前は「りんご」ちゃん。
母猫に置いて行かれたりんごちゃんだけど、あなたはラッキーでしたね。
野良猫として生きる兄弟と、死んでしまった兄弟より、ずっと長生きできるし、お腹いっぱいご飯食べれるでしょう。
猫草も売るほどあるし。
「わたし…、らっきーなの?」 | |
ということで、ビタミンカラーの花束をつくってもらって、大川園から帰ってきました。 また大川園に行くのが楽しみになりました。 |