花屋の子猫

城です。

今日は日も良く、友人のお見舞いに出かけようと思い、水元にある花屋さん『大川園』に行ってきました。

元気が出そうな色合いで、お花のアレンジを頼んで、ふとレジの側にあるゲージを見ると、

可愛らしいおチビちゃんが静かに寝ているのです。

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「この子、どうしたのですか?」

「隣の材木屋の軒先で生まれた野良猫の子供なの。」

なんでも、野良のお母さんが5匹の子を産んで、ある程度大きくなるまでお乳を飲ませていたのだけど、

そのうち2匹の子猫とともにどこかに移動してしまったそうです。

残された3匹のうちの2匹はすぐに死んでしまったけど、1匹生き残ったこの子猫、大川園で飼うことにしたそうです。

 

 

母猫は、5匹中2匹以外は育たないと判断して置いて行ったのでしょうか?

我が家で引き取ったニャンズたちも、倉庫から保護した時は、体格にそれは差がありましたから(ユイだけが丸々としてましたっけ)。

沢山お乳を飲めた強い子だけが、生存競争激しい野良として、生きていけるということなのでしょう。

よ~く覗いて見ると、瘦せっぽちの子猫ですが、

フードを食べさせてもらっているので、お腹ぷっくりふくらまして、ゲージから指を差し出すと、人に慣れていて甘噛みしたりしてじゃれてきます。

遊びたくてしょうがないそうです。

兄弟がいないから、遊び相手がいないせいですかね。

名前は「りんご」ちゃん。

母猫に置いて行かれたりんごちゃんだけど、あなたはラッキーでしたね。

野良猫として生きる兄弟と、死んでしまった兄弟より、ずっと長生きできるし、お腹いっぱいご飯食べれるでしょう。

猫草も売るほどあるし。

201595135013.jpg 「わたし…、らっきーなの?」

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ということで、ビタミンカラーの花束をつくってもらって、大川園から帰ってきました。

また大川園に行くのが楽しみになりました。