城です。
昨日の四万温泉の話の続きです。
二泊三日の旅行の中日が大雨で、予定していたゴルフはキャンセル(T_T) (楽しみにしてたのですが…。)
1日中温泉につかってばかりでもいられないので、雨の中、温泉街を散策してみたのです。
四万温泉は、「千と千尋の神隠し」のモデルとなったとされる歴史ある温泉旅館「積善館」が有名なので、見に行ってみました。
なるほど、旅館に入る前に橋を渡るところや、1階部分が洋風で、その上に和風木造がのっている建物などは、
アニメの中で千や他の女中さんたちが寝ていた部屋の造りと似ています。
1階部分の洋風の窓のあるところには、大正ロマンな大きな温泉があり、こちらは立ち寄り湯ができます。(お風呂は立ち寄りませんでしたが)
中も有料(300円)で見学でき、ボンヤリ灯る明かりがある大正時代のアールヌーボー風トンネルとか、昔のはたご風の客室やら、帳場やら、昔のお客の記録や調度品などを見ました。
日本人は、昔から温泉に入りに(昔はワラジで歩くか馬にのるか?)、はるばる遠くから温泉に入りに、来ていたのですなぁ。
日本人の娯楽でもあり、治療するところでもあり……。
宮崎駿先生は、こういうのを見て、インスピレーションを膨らませて、日本情緒あふれる温泉文化をアニメに取り入れていったのかぁ、と感じ入りました。
見学した中日は大雨でカメラを忘れてしまい、晴れた帰る日に外観だけ写真を撮りましたので、あいにく室内の写真は無しです。(残念ながら)
それでなくても温泉の湿気の中、この古い建物を維持するのは、旅館の方も大変なご苦労があるのだろうと拝察いたします。
でも、いつまでも残しておいて欲しいものです。
商店街のレトロな洋品店まるみやさんのマネキンの間に、仙人発見!! | |
オシャレなカフェや、飲泉所、足湯、スマートボールなど遊技場などもありました。 | |
ということで、雨の日も面白い事探せた 四万温泉、でした。 |