手根管症候群

城です。

私の母は、年中、足が痛い、腰が痛い、肩が痛い、手が痛い、もしくはしびれる、重い、つらい、とか訴えています。

もう、何十年も同じで、朝合えば、必ずどこか悪いところを訴えてくるから、私ももう慣れっこ。

新たなところが痛いということは、前のところは治ったということか(?)みたいな気持ちでいました。(本人は治ったとか良くなった、とかは言いません)

持病があるので、いつも通院している病院にも、いつも痛いところをお医者さんにも訴えているようですが、

何か病名がつくこともなく、解決したこともなく。

 

 

それでも、最近あまりに手と腰の痛みがひどいと言うので、青戸慈恵大病院に検査を受けにいったのですが、

腰のヘルニアは手術するほどでもないし、肩と腕は歳のせいと糖尿病のせいということで、終わりになっていました。

 

ところが、今回いつも通っているみさと健和病院の整形外科の先生が新しい先生に変わったため、

母が同じようなことを訴えたら、手の痛みに初めて病名がつきました。

「手根管症候群」

親指、人差し指、中指の三本が主に傷んだりしびれたりする病気で、

手首にあるじん帯の中に、腕から手先へと指を動かす筋肉をつないている腱の束が何本も通っているのですが、

その腱が太くなってじん帯に触りだし、痛くなる病気だそうです。

だからそのじん帯を、切ってしまい、腱に触らないようにすれば、症状は良くなるそうなのです。

治療法もあったのです。

今までの先生と違って、新たな気持ちで考えてくれたから、病名がわかったのですかねぇ。

母は、大変興奮して帰ってきました。やっと、わかってくれる先生に出会えた、と。

 

ということで、その整形外科の先生の病院である、千葉県白井市根、というところにあるチヨダクリニックまで、

本日私が付き添い、隊長が運転手で行ってまいりました。

白井市とは、松戸の先にある市で、そんな市があるとは、恥ずかしながら初めて知ったわけですが、またその後の住所が、根(ね)。

けっこう珍しい地名なわけです。

 

松戸の先の梨園が並ぶ通りを走って行き、けっこう遠いなぁ、と思ってると、

16号線にある病院は、最近建替えたきれいな建物で、執刀してくれる真鍋先生が最初にわかりやすく説明をしてくれました。

真鍋先生は、この手術を年に100件くらいは行っているそうです。いわば、専門家ですよね。

待合室で他の患者さんと話してみたら、評判も良いようです。

内視鏡を使っての手術を30分もかからず終わりました。

これで、痛みが治れば良いけれど。

でも治ったとしても、それは手の3本の指のことだけで、他の痛みについては……。

 

帰りに、母と運転手の隊長と私と、

水元公園のすゞきやで、遅い昼ごはん(pm2:00)。

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母は、なんで今までの先生にはわからなくて、今度の先生にはわかるのかしら、と何度も繰り返していました。

ホントなんでですかね~?

いつも、いろんな所、痛い痛いと言いすぎだから、本当に痛いところと、あんまり重病じゃないところと混じって、先生もわからなくなるのじゃないだろうか?