城です。
わたしの同級生のYちゃんのご両親が住んでいた家ですが、
お父様は施設へ、お母様はYちゃんと同居という形になり、
もう5~6年も空家状態で、締切ったままでした。
その家を何とかしたいと相談があったのは、今年の春頃でした。
ご両親の使っていた家具、家電、身の回りのものがそのまま手つかずの状態です。
子供が親のものを処分するって、思い切りがいりますが、Yちゃんはその点大胆に決心してくれました。
必要な物だけを娘さんであるYちゃんが取りだしてから、全てのものを思いっきり良く処分。
そして壁や床や設備などをリフォーム。
もともと贅沢な注文住宅だったのその家は、きれいに生まれ変わりました。
お金をかけただけのことはあったと、 わたしも、とても嬉しい。
リフォームしている段階で、声をかけてきてくれたのは、すぐご近所さん。
リフォームの完了を前にして、貸家の看板もつける前から、借主が決まりました。
家は人が暮らしてこそ、家なのだと思います。
家は何十年たっても、手入れさえしていれば、人が暮らしていれば、家として存在できる、と実感します。
新しい家族が暮らし始めるのを、その家も楽しみに待っていることでしょう。